中学数学の基本から難問までの問題と分かりやすい解説を掲載した完全無料のオンライン学習ページです。

作図・√5の作図

問題

下の正方形の面積を \(1\) とするとき、面積が \(5\) の正方形を
定規とコンパスを用いて作図しなさい。

中学数学・高校受験chu-su- √5の作図 図1

解説

\(1\) 辺が \(\sqrt{5}\) であればよいのですから、
\(\sqrt{5}\) の作図といえます。

このような長さの作図は、「三平方の定理」を活用します。

\(a^2+b^2=c^2\) のうち、本問は \(1\) と \(\sqrt{5}\) と何かになっています。

\(1\) が \(c\) のところにくることはないですから、

\(1^2+\sqrt{5}^2=c^2\) ・・・①

\(1^2+b^2=\sqrt{5}^2\) ・・・②
でしょう。

①ですと、 \(c=\sqrt{6}\) です。
\(\sqrt{6}\) という長さは簡単にはとれませんね。

②ですと、 \(b=2\) です。
これは簡単にとれます。

これで方針がたちました。
作図しましょう。

まず、正方形の \(1\) 辺を延長します。
そして、長さ \(2\) をコンパスを使って取ります。

中学数学・高校受験chu-su- √5の作図 図2

これで、 \(1:2:\sqrt{5}\) の直角三角形の完成です。
斜辺の長さが \(\sqrt{5}\) なので、この長さを用いて
正方形を作図します。

中学数学・高校受験chu-su- √5の作図 図3

スポンサーリンク





  • Facebook
  • Hatena
  • twitter
  • Google+

高校入試(高校受験)数学・対策問題







Copyright©中学数学の無料オンライン学習サイトchu-su- All Rights Reserved.