分配法則
分配法則とは、下のような( )をはずす計算ルールのことです。
a(b+c)=ab+aca(b+c)=ab+ac
a(b−c)=ab−ac
※a,b,c が負の数であったり、b,c の大小関係次第でこの図は万能ではありません。イメージがついてもらえればOKです。
要は、スラスラ計算できるようになることが重要です。
具体例で分配法則をマスターする
符号の組合せのあらゆるパターンを見ていきましょう。
例1
2(a+3)=2a+6
すべて正の符号のこのパターンは迷わないですね!
例2
2(a−3)=2a−6
これも直感と一致する計算結果でしょう。
細かく計算ルールを考える必要はないと思いますが・・・
例3
−2(a+3)=−2a−6
迷わずこの符号がわかれば、それでOKです。
しかし、符号がどのようなルールで決まるのか
迷ってしまう人もでてくる頃ですね。
計算をどのようにするのか(符号の決めかた)について、2 通りのやり方を紹介します。
2 つのかけ算の結果をただ並べる方式
この方式を最もオススメします。
機械的に、何も考えずに計算ができます。
もちろんあらゆる符号のときに適用できます。
上の例1、例2も当然これを適用することで正しく計算できます。
分配法則の公式に忠実に従う
とても丁寧な途中過程ですが、
毎回これをやるのは面倒です。
圧倒的に、「ただ並べる方式」をおススメします。
例4
−2(a−3)=−2a+6
これも、「ただ並べる方式」をおススメしますが、もう1 つのやり方も紹介しておきます。
2 つのかけ算の結果をただ並べる方式
あまり意味を考えずに、機械的に処理をしてしまうのがおススメです。
分配法則の公式に忠実に従う
とても丁寧な途中過程ですが、
毎回これをやるのは面倒です。
圧倒的に、「ただ並べる方式」をおススメします。
マイナスは逆向きにする
次の式の( )をはずしなさい。
① −(a+2)
② −(a−2)
解説
① −(a+2)=−1×(a+2)
ということですから、分配法則で計算すれば良いですね。
もちろん、ただ並べる方式がおススメです。
−(a+2)
=−1×(a+2)
=−a−2
しかし、負の符号は、逆向き!という理解で問題ありません。
( )にマイナスが付いていれば、( )の中の符号を逆にする、
という理解でOKです。
② −(a−2)=−a+2
負の符号は、逆向き!でOKです。
分配を分けて行うことも可能
おまけ程度に。一応知っておくと便利かもしれません。
次の式の、( )をはずしなさい。
① −3(2a+5)
② −3(2a−5)
解説
もちろん、上で説明した通りに計算すればそれでOKです。
別解として、以下のような途中式を紹介します。
負の符号の扱いがどうしても苦手な人は、いろいろな方法を試してみてください。
①
−3(2a+5)
=−1×3×(2a+5) ・・・−3 を −1×3 としました。
=−1×3×(2a+5)_
=−1×(6a+15)_・・・下線部分を先に計算
=−6a−15 ・・・マイナスは符号を入れかえ!
②
−3(2a−5)
=−1×3×(2a−5) ・・・−3 を −1×3 としました。
=−1×3×(2a−5)_
=−1×(6a−15)_・・・下線部分を先に計算
=−6a+15 ・・・マイナスは符号を入れかえ!
例題
次の式の( )をはずしなさい。
① 12(4x−3)
② −(8a−3)÷(−4)
③ 2(3a−2)3×9
解説
積をただ並べる方式がおすすめです。
① 12(4x−3)
=12×4x_ 12×(−3)_
=2x_ −32_
=2x−32
② −(8a−3)÷(−4)
まず符号を決めます。負÷負=正です。
=(8a−3)÷4
=(8a−3)×14
=8a×14_ −3×14_
=2a_ −34_
=2a−34
③ 2(3a−2)3×9 ・・・約分からです。
=2(3a−2)×3
=6(3a−2)
=18a−12
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