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【中学数学】2元1次方程式と連立方程式

2元1次方程式

2元1次方程式とは

x+2y=9

このように、2 種類の文字の項がある 1 次式を、方程式と見た場合 21 次方程式といいます。
※関数とみれば 1 次関数(次の章で学びます)です。あまり言葉にこだわる必要はありません。

等式の変形をすることで
x+2y=9
2y=x+9
y=12x+92

など、さまざまに形をかえることができますが、
すべて同じ方程式です。

2元1次方程式の解

21 次方程式の解は無限に存在します。

解とは何か、覚えていますか?
解とは、その方程式を成り立たせる値のことです。

x+2y=9 の解の1つは x=1,y=4 です。
このように、 xy の値の組が解になります。

中学数学・高校受験chu-su- 2元1次方程式の解 例

先ほど解は無限に存在すると書きました。
確認しておきましょう。
例えば
x=2 のとき、y=3.5
x=3 のとき、y=3
x は整数である必要はありません。
x=0.1 のとき、y=4.45

その他、どんな x の値に対しても、この方程式を成り立たせる y の値がありますね。

つまりこの方程式の解は無限に存在します。

連立方程式

連立方程式とは

方程式の組を連立方程式といいます。

連立方程式の解は、組をつくった方程式の共通の解となります。

例題

次の連立方程式を解きなさい
{2x+y=33xy=7

解説

2 つの 21 次方程式が与えられました。それぞれ、ア、イと名付けます。
ア:2x+y=3
イ:3xy=7

アを満たす解は無限にあります。
イを満たす解も無限にあります。
アの解であり、かつイの解であるものがたった1つあります。

このアとイに共通の解が、連立方程式の解です。

アの解の一部を調べてみると

中学数学・高校受験chu-su- 連立方程式の解 表1

イの解の一部を調べてみると

中学数学・高校受験chu-su- 連立方程式の解 表2

アの解であり、かつイの解であるものを探します。
x=2,y=1 がアとイの共通の解としてみつかりました。
連立方程式の解は、x=2,y=1です。
また解を下のようにまとめる表記もよくあります。
{x=2y=1

さて、連立方程式の解は上のようにひたすら探すしかないのでしょうか?
うまく求める方法はないのでしょうか。

もちろんあります。加減法代入法という2つの方法をこれから学習していきましょう。

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